今回の記事では、作業費の内訳をご紹介しようと思います。
デザイン制作の流れと、どういった作業に費用がかかるか、ですね!
デザインといっても、ロゴや箱、ホームページなど、仕事内容が多岐に渡りますので、
今回はチラシの場合を想定してご説明しますね!
■チラシ制作で発生する費用は2つ「制作費」と「印刷費」
チラシをつくるにあたって、大まかに分けて2つの費用がかかります。
それは、「制作費」と「印刷費」です。
【 制作費 】
デザインをする上で発生する作業、そのすべてを含めた費用です!
まず大雑把に、デザイン制作は6つの工程が存在します!
1.クライアントと打ち合わせ
クライアントが置かれている状況や悩みなど、スタッフが丁寧に聞き取ります。
その悩みを解決するために、テーマやコンセプト、明確なターゲットをよく考えて決めます。
2.企画をする
情報を整理し、コンセプトに沿ったデザインの方向性を決めます。
クライアントが求める結果を導けるように、様々な想定をします。
3.環境を整える
必要なら、撮影やキャッチコピーをプロのカメラマンやライターに依頼します。
モデルを起用する場合もあります。
4.ビジュアルを制作する
デザインのためのパーツ(写真など)が揃ったら、いよいよ制作です。
イラストを描いたり、レイアウトをしたりします。
5.確認に出す
制作後、クライアントに確認していただきます。
要望があれば修正します。
6.校了したら、印刷します
クライアントからオッケーをいただけたら、印刷業者に入稿をします。
このような工程の中でかかってくる費用が次にようなものになります!
・デザイナーがデザインをする費用
・プロのカメラマンが撮影する費用
・ライターが取材に向かい、文字として起こす費用
・モデルを起用する費用
などなど・・・
パッケージやパンフレットなど、値段の相場はものにもよりますが、
チラシのデザイン依頼の適正価格は、10万〜16万円程度です。
デザイン費は、下記のような条件によっても変動します!
・紙のサイズ
・片面か両面か
・モノクロかフルカラーか
プロのカメラマンやライター、モデルなど、関わる人数が増えるほど費用はかかります。
しかし!
彼らに依頼すれば、素人では作れないクオリティーに仕上がりますよ!
【印刷費】
デザイン後、入稿して印刷する際に発生する費用です!
金額が変動する条件は、デザインと同様に
・チラシのサイズ
・片面か両面か
・モノクロかフルカラーか
・特殊なインクを使用するか
また、印刷の場合はその他に
・紙のサイズ
・部数
・紙の素材
・納期
などが、大きく関わってきます。
■発注してから納品されるまでの納期
納期は、
・デザインを制作する期間
・印刷業者に入稿してから、印刷して納品するまでの期間
にわけられます。
【デザイン制作にかかる期間】
クライアントの希望に添えるように、社内で精査しながらデザインに必要なパーツ(文章や写真)を揃えます。
社内でブラッシュアップしていき、クライアントとも綿密な打ち合わせを重ね、制作物を修正していきます。
たとえば原稿や写真などをデザイン会社にすべてお願いするとします。
そうすると、関わる人間が増えやり取りが多くなり、納期(作業に必要な期間)は長くなります・・・
そのため、
・ある程度の原稿(こういう内容の文章を入れたい、など)
・写真(自分で撮影したものなど)
を用意した上で発注した方が、納期短縮に繋がります!
デザインにかかる期間は2週間程度!
また、チラシのイメージを双方が明確に共有することで修正箇所が少なくなり、さらに納期を短縮できます!
口で説明するのは限界があるので、自分のイメージに近いチラシを探しておくのもオススメですよ!
既存のチラシなどを用意しておき、それを提示することで、クライアントとデザイナーの間の認識のズレが小さくなります。
【印刷にかかる期間】
デザインデータが出来上がった後、入稿から印刷にかかる期間です!
印刷業者にもよりますが
印刷にかかる期間は5日〜1週間!
しかし、大量印刷や特殊な印刷をお願いする場合は、それ以上に時間がかかってしまうことも・・・
納品物が届くまでの日にちも含めて、余裕を持った予定をたてることも大事です!
以上が大雑把な流れとなります。
ありとあらゆる要素(文字や写真、イラスト)を駆使して、売りたいモノや、知ってほしいコトを、お客様にしっかりとお届けする。
それがデザイン会社の使命です!
キャッチコピーひとつにとっても、目的によって選ぶ言葉を精査しなければなりません。
ある案件ではお客様に訴求力がある言葉でも、別の物事になると途端に効力をなくします。
また、ターゲットによって、心に響く言葉は違います。
それに関連して、チラシのイメージもターゲットごとに考えなければなりません。
クライアントの商品を、どのようにデザインしたらお客様は買ってくださるだろうか。
綺麗で見やすいレイアウトももちろん大事ですが、デザインによって商品をどうプロデュースするかも重要です。
デザイン会社は常にそのことを念頭に置きながら、よりよりデザインを目指してスキルアップしています!
この辺りのデザインの基本的な考えは、また別の記事でアップしますね!
・・・とはいえ、元手を捻出するのが難しくて、デザイン会社に発注できない場合もあるかもしれませんよね。
デザインを勉強したことがない方でも、もちろんチラシを作ることはできます!
たとえば手描きで描いたとしても、お客様に伝えたいことが伝われば目的は達成です。
わざわざプロに頼まなくても、誰でも写真は撮れます。文章も書けるでしょう。
(※今後、このブログで写真の撮り方やキャッチコピーの作り方なども紹介する予定です)
自分でチラシを作るメリットとしては
・デザイン会社と何度も打ち合わせをしなくていい
・少部数ならオフィスのプリンターで印刷できる
・自分のイメージ通りのものができる
などなど・・・
次回のゼロワン知恵袋「Wordでチラシをつくりたい!かっこよくデザインするポイント」では、
ゼロワンのデザイナーが自分でチラシを作るテクニックを紹介しちゃいます!
作るのが難しい、ここはどうしたらいいの?などの相談や質問があれば、電話または下記フォームから気軽にお問い合わせください!