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6月:こんにゃく “えな”里山の恵み  2019.6.1

恵那市の北側にある飯地町と南側の串原はどちらも高原地帯で、

昔から「こんにゃく芋」の栽培が盛んです。

 

どちらも丁寧に手で固めており、

市販されているものよりざらついた舌触りが特徴です。

そのおかげで味が染み込みやすくて、辛子や酢などとも相性抜群。

 

この辺りのスーパーや道の駅などでも販売されていて、

恵那のこんにゃくは密かな人気者です。

 

飯地町はさしみこんにゃくが一押しで、

串原では玉こんにゃくを始めとした様々なこんにゃくが販売されています。

どちらも手作りならではの美味しさがぎゅっとつまっていて

おかずとしてだけでなく、お酒のつまみにもぴったりですよ。

 

さて、当たり前のようにスーパーで見かけるこんにゃくですが

原料のこんにゃく芋を見たことがありますか?

 

こんにゃく芋はジャガイモのような見た目で、

皮は黒っぽい茶色ですが、中身は真っ白です。

 

こんにゃく芋は湿度にも乾燥にも弱く

強風が吹いただけでダメになってしまうほど繊細な作物。

 

栽培はジャガイモのように種芋から増やしていきますが、

こんにゃくを作れる芋にするためには2~3年かかります。

 

春に植え付けた種芋を秋に収穫し、その芋を保存しておいて

また翌年の春に植えます。

そして秋に収穫し、また貯蔵して次の春に植え付け。

その工程を繰り返して、芋を大きくしていきます。

 

無事に収穫するまでに多くの困難があり、

生産者の手間暇と愛情がないと

こんにゃくは作ることができないのです。

 

 

 

 

さて、こんにゃくの作り方はみなさんご存知でしょうか?

 

ここで一般的な方法を簡単にご紹介しますね。

 

1.こんにゃく芋をお湯と一緒にミキサーにかけたり、

水を張ったボールの中でおろし金ですったりして

どろどろの液状にします。

 

2.別のボールには水を入れて、凝固剤を溶かしておきます。

 

3.液状のこんにゃくを手で練っていき、

糸を引くようになったら、先程の凝固剤を投入します。

 

4.こんにゃくと凝固剤を混ぜ合わせるように手で練っていき、

こんにゃくをトレーに移して、平らにならします。

 

5.20分ほど放置しておくとトレーから綺麗に剥がれるので

適当な大きさに切って、沸騰したお湯で30分ほど茹でます。

 

6.終わったら火を切って、鍋の中で放置しておくと

こんにゃくが熟成して弾力感が増します。

 

これでこんにゃくの完成です。

 

 

 

おへそストアーでも飯地町のこんにゃくを取り扱っています。

飯地町の「するめの麹漬け」と「あげの醤油漬け」、

そして「宝いもこんにゃく」がセットになっています。

飯地町の恵みをぜひお試しください。

 

ここから購入することができます。

飯地贅沢ギフト

 

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